平成のおわりに丈橋と出会った


先日のらじらー!にて、初めて丈くんの肉声で語られる「大橋和也」を聴いた。




それから“丈橋について”ばかり考えている。


思い返せば、私が初めて「丈橋」という言葉を知ったのは昨年の11月、エイトの追加公演が終わった後のことだった。


まるちゃんと花道で裸一貫する(※あおっぱな)緑と青の服を着た二人。丈くんは以前から知っていたので、スタンドから「かわいいな〜〜」と双眼鏡越しに見ていた。


それをツイッターに書き留めようとした時に、ふと「あの二人ってなんていうんだろう?」と疑問に思ったのがきっかけだった。検索結果は「丈橋」丈くんと大橋くんで、丈橋。


そのときのツイートがこちら。

“GR8EST11/18、丈橋がまるちゃんと裸一貫してるのが大きな画面に映って感無量だった〜〜〜〜〜〜”

何が感無量だったのか分からない。だってまだこのときは、何も彼らのことを知らなかったのだ。けれどそれでも書き留めておきたいくらい彼らはキラキラしていて、眩しかった。それが私と丈橋との出会い。




知れば知るほど分からなくなる丈橋について、なんだか一度考えてみたくて、フリック入力ができない20代は、こうして画面をタップしている。



丈橋のメンバーカラー。丈くんは青で、大橋くんが緑


嵐だと大野さん相葉ちゃん、エイトなら安田くん大倉くん、WESTだと流星くん神ちゃん… 青と緑、って色味もあるのかもしれないけどフェアリーというか、癒し系というか、なんかどこか「かわいい組み合わせ」ってイメージだった。


ところが丈橋はどうだろう。いや、かわいいけど。妖精さんじゃないし、癒し系… でもない気がする。



以前ジャムのバックにも付いてくれたFanky8で、丈くんは赤大橋くんはピンクだったらしい。センターの赤と最年少ピンク。当時の二人を知ってる訳ではないけれど、なんとなくわかる気がする。

それで思ったのが、丈くんは青に赤が混ざったような青で、大橋くんは緑にピンクが混ざったような緑だなってこと… ニュアンスの話をしています。


昔の映像での丈くんを見ると今よりギラギラした炎のようにみえるし、大橋くんは今より控えめでニコニコしている花のような印象。二人とも確実にその時期を経て、いまここで、それぞれの色を背負っているんだなあって。これは全てオタクの妄言です。


次に年の差。丈くんが23歳で大橋くんが21歳。エッ 大橋くん、まだ21なの?!?…ということは2歳差。

2歳って、大きいようで大した差でもないようで、やっぱり大きいと思う。小学六年生と中学二年生。中学三年生と高校二年生。やっぱり大きい。


加えて兄弟姉妹。丈くんがお姉ちゃん、大橋くんがお兄ちゃんと弟。丈くんはで、大橋くんは真ん中っ子


関西Jr.の中ではお兄ちゃん的立場にいる丈くんと大橋くんだけど、時折大橋くんの方が大人に見える瞬間があって。なるほどなあ、弟がいるからかあと。小さい子がすきなのもあるやろうけど、すごく扱いが上手だなと思って。

逆に丈くんは下の子と対等に向き合えるお兄ちゃんといった印象で。大橋くんが本当の弟のように年下のこと接しているようにみえるのに対して、丈くんはなんだかいつまでも良い意味で「近所のお兄ちゃん」な気がする。どちらがいいとかじゃなくて、捉え方の話なんだけど… どこかちゃんと、隔たりなく“一線”を引いてあげている感じ。


そして歴差。2004年入所の丈くんと2009年入所の大橋くん。その差は五年。これを思い出す度に「5年てのは短くはないって事だよ」…と嵐のスケッチが頭の中で流れます。

なんやかんや雑誌などを読む限りでも丈くんはよく自分の歴について話している気がする。それは丈くんの誇りなんだろうし、誰にも負けないものなのだと思う。言われることも、自分に言い聞かせることもあると思う。


だから、大橋くんと二人でシンメになったとき、どんな気持ちだったんだろうかと思う。こんなに、誤解があるかもしれないけれど自分の過ごしてきた時間に誇りを持っている人が、自分よりも五年も後に入ってきた後輩と同じくくりで戦うこと。たぶん物凄い葛藤があっただろうなあ、って思って。想像でしかないけれど。弟って立ち回りが上手いんですよ、やっぱり。けど丈くんは小さい時から大人に囲まれてきたからか、どこか上の子っぽいんですよね。つまり甘え下手そう。さっきと言ってること逆かなあ。

だから大橋くんと組んだらその世話焼きなところがでてくるんだろうな。でも弟気質な面もあるから、それを上手く丸めているのが大橋くんのお兄ちゃん面なんだと思うんです… カーッ うまくできてるな、と思う…


年の差と歴の差と家族での立ち位置と… トータルしてバランスがよかったんだろうな、と納得せざるを得ない。もちろん、二人が縮めてきた差もあるとして。


あと身長差。これは、本当に好きになってびっくりした事の一つなんですが丈くん、小さいんやね… かわいい… (結局) すごく背が高い人のイメージだったんですよ。大橋くんとほとんど変わらないのか、という驚きがあった。シンメって大体身長差ないほうがいいのかな、一緒の立ち位置で踊るんやもんな… おもしろいな…




昨日のラジオの話。

日頃、飛鳥ちゃんの星空くんに対するオールツンを聴いている身として「これはキャラ付けだ」と思ってたんですが、割と昨日「丈橋、そのままなのか?????」と思ったりした。


大橋くんがよく言う「僕のことめっちゃ好きなんすよ」って、ちょっと上からで、すごくいいな… と思ってるんですが(褒めてる)。これに「好きじゃないから」って返すまでがワンパッケージ、まさにちょっと前のヨコヒナでは。でもまあ、当たり前ですが違うところもあって、横山さんはめちゃくちゃ照れながら否定するのに対して、丈くんは必死に「ちゃうし!」って否定する印象。ただ、言ってることがトンチンカンなので「こういうとこがかわいいよね〜〜〜〜〜〜?(cv.かなた)」になる。かわいい。やんわりとした否定の仕方を知らないのか、結構辛辣な言葉を投げかけてる印象もある… そういうとき、めちゃくちゃ大橋くんに遊ばれてんな… と思う。仲よさそうでなによりです。


文一くん「不仲説流しておいてください」
丈くん「それは流さなくていいです(笑)」


↑ちょっと笑いながら不仲説止めるの、めちゃくちゃぶれてて面白かった。そこは「お願いしまーす(笑)」でもいいのに… だめなんだ… こういうとこだよねわかる…… 趣深い… 丈橋、趣深い……



来週のらじらー、大橋くんのノリツッコミを聴いてお便り出すらしいのでめちゃくちゃ楽しみですね。律儀。



産経新聞の対談で丈くんが小島くんに「計画しないで自由にできるっていうのは生まれ持った才能やと思う」と言っていて。初めて読んだ時、丈くんにとって、そういった人は永遠に憧れなんだろうなと思った。憧れは時に嫉妬となるし、羨ましくもあり、けれど自分はそうなれないことを理解していて、同じようなスタンスの人を信じて頑張っているのだと思う。

前者が努力をしていないという話ではなくて、どちらも凄い。隣の畑は青いというか、誰しも自分が持ってないものがこの世の正解なんじゃないかって思ったりする。


いいところは言えてもだめなところって余程じゃないと言えないと思うけど、それがちゃんと言い合えそうなところもいい。基本的には丈くんが大橋くんの天真爛漫ハチャメチャ劇を呆れ半分面白さ半分で突っ込んでるイメージだけど、その一方で「丈くんは自分で整理できる人だから元気がないときはそっとしておく」「でも泣きそうな顔で落ち込んでいたら僕はそっと寄り添います」ってやさしいなあ、と思うんですよ。甘い言葉だけが優しさじゃないと思っているけれど、人間誰しも無条件で愛されたいときがあるとも思うので… 何でもないように褒めてくれる人が隣にいてくれるのって、本当にしあわせなことだよなあ。



ただ、大橋くん素直に「もお、うるさいな?」って丈くんに対して、たまに思ってそうなところも好き。本当に丈橋… 面白い…



平成のおわりに丈橋に会えてよかった。

まだまだとんでもエピソード、たくさんあると思うので… これ読んでくださった方はこっそり教えてください (懇願)